過払い金が戻るまでの期間

 実際に過払い金を取り戻したいと考えた時、全体でどれだけの時間が掛かるのでしょうか。途中で貸金業者と和解をするのか、裁判まで持っていくのか、準備の段階から一人で書類などを揃えるのかなど、条件によって期間が変わってきます。また、過払い金の返還の率も違っていくので併せて確認をしていきましょう。

 まず、個人で全ての準備を行った場合です。初めに業者から取引の履歴を取り寄せて、計算をします。そこから業者に返還の請求をして実際の交渉に入ります。ここで賃金業者の提示した条件で和解という形で終わればここまでですが、それでも納得できない場合はそのまま裁判に入ります。終わった後に過払い金が返還されます。おおよそ4割から8割程度を取り戻せると言われており、その期間は半年から一年以上掛かると言われているようです。全てを自分でやらなくてはいけないので当然時間も掛かりますし、交渉などもプロが行うわけではないのでその返還の利率も低くなりがちです。費用は随分と安く済ませることができるのですが、まず長期戦を覚悟した方が良いかもしれません。

 次に、弁護士や司法書士に頼んだ場合です。プロが間に入りますので個人で書類などを準備するよりはスムーズに進められると言えるでしょう。また、交渉も慣れている人でしたら時間も掛かりませんし、専門的な知識も生かされる場合があるでしょう。返還の利率は6割から全額、さらに裁判まで行った場合は利息も一緒に返ってくることがあるそうです。期間は3ヶ月から、特に大きな問題がなければ長くとも10ヶ月程度と言われているそうです。費用は掛かってしまいますが、個人で行うよりもスピーディーであることが分かります。